〇お客様のご要望
敷地内に植えられたヤシの木の根が地中のガス管に干渉しており、ガスメーター移設工事が必要になった。移設先への新規引き込みルートを確保するため、敷地と道路を区切るRC(鉄筋コンクリート)擁壁に開口部を設けてほしいというご依頼でした。
〇施工のこだわり
・現地確認 まず「どこから穴を開けるか」を決める
現地に入ってすぐ、ちょっと困ったことに気づきました。擁壁の内側(お庭側)を見てみると、ヤシの木の根っこやコンクリートの平板がぎっしり。コアドリルを設置できるスペースが、どう見ても確保できない状況でした。
コア抜きは基本、穴を開けたい面の正面に機械を固定して施工します。内側からは無理となれば、答えはひとつ。道路側から開けることにしました。壁の厚さは150mm、開口径はΦ95mmで計画を固めました。
・周辺掘削 機械を据えるための「足場」を作る
道路側からコアドリルを設置するには、擁壁のすぐそばに機械が入れるスペースが必要です。まず擁壁の基部まわりを掘り下げて、作業できる場所を確保しました。施工が終わったら、きれいに埋め戻すところまでが私たちの仕事です。
・想定外の壁 「一番小さい機械」でも入らなかった
さあ機械をセットしよう、となったところで、また壁にぶつかりました。コアドリルはアンカーボルトで壁面に固定するのですが、擁壁の表面が凸凹していて、アンカーが打てる平らな面が確保できなかったんです。「一番コンパクトな機械を持ってきたのに…」というのが正直なところ。
でも、ここで手を止めているわけにはいきません。ハンマードリルで擁壁の表面を少し削って(これを「斫り(はつり)」といいます)、機械が安定して固定できる平場を作りました。地味な作業ですが、ここをしっかりやらないと機械がズレてきれいな穴が開きません。
・コア抜き いよいよ本番
コアドリルをしっかりアンカー固定できたら、あとは機械に任せるだけ。Φ95mmのビットがRC150mm厚の擁壁をじっくり削り進んで、無事に貫通しました。開口部の状態を確認して、配管を通せる状態に仕上げて引き渡しです。
・埋め戻し・清掃 来たときよりきれいに
掘り起こした土をしっかり埋め戻し、現場を清掃して完了です。後片付けまで丁寧に行い、工事前と変わらない状態でお返ししました。
〇費用内訳
・周辺掘削工事(掘削・埋め戻し) 35,000円
・擁壁コア抜き工事(Φ95・RC150厚・搬入出損料含む) 62,000円
・諸経費(現場管理・一般管理) 3,000円
合計 100,000円(税抜)/110,000円(税込)
※費用は現場状況・開口径・壁厚・施工環境により変動します。詳しくは現地調査のうえでお見積もりします。
〇よくあるご質問
Q. コア抜きとはどんな工事ですか?
A. コアドリルと呼ばれる専用機械を使い、コンクリートや石材などに円形の開口部を穿孔する工事です。ガス管・水道管・電気配管の引き込みや換気口の設置など、様々な用途で行われます。
Q. 擁壁にコア抜きをしても強度に問題はありませんか?
A. 開口径や位置によります。今回はΦ95mmという比較的小径の開口であり、擁壁の構造的な強度への影響は最小限です。不安な場合は事前に状況を確認したうえでご提案します。
Q. 現場の状況が複雑でも対応できますか?
A. 今回のように、当初の計画通りに進められないケースは珍しくありません。現場の状況を見ながら最適な方法を判断し、臨機応変に対応します。
Q. 道路側からの施工は許可が必要ですか?
A. 道路上での作業が発生する場合は、道路使用許可が必要になるケースがあります。必要な手続きについては事前にご案内します。
Q. 川崎市以外でも対応していますか?
A. 川崎市中原区を拠点に、神奈川・東京エリア全域に対応しています。今回の世田谷区のような東京都内も対応エリアです。お気軽にご相談ください。
お問い合わせ
JR南武線「平間」より徒歩4分
株式会社NEWIDE(ニューワイド)
受付時間:平日 9:00〜18:00
対応エリア:川崎市中原区・武蔵小杉・神奈川・東京エリア
相談・見積 無料
-
場所
東京都世田谷区
-
施工内容
擁壁コア抜き工事(ガスメーター移設対応)

